特定非営利活動法人

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放射線治療
支援センター

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放射線治療
支援センター

活動理念

がんの治療において放射線治療は重要な役割を果たしており、国の定めたがん対策推進基本計画においても、放射線治療の質の確保、地域格差の是正と均てん化および人員不足の解消が求められています。

私たちは、放射線治療の質の向上を図るための人材育成プログラム、生涯教育プログラムを支援すると同時に、最近発展が著しい高度先端放射線治療の普及を図り、その結果としてがんの治療成績が向上することを期待しています。

事業内容

研究者主導臨床試験における放射線治療の品質管理・品質保証

放射線治療を含む研究者主導臨床試験の質を確保するため、
臨床試験を計画する段階および臨床試験の開始後において、
それぞれグローバルスタンダードに準じた品質管理・品質保証プログラムを支援しています。
これにより臨床試験に参加される患者さんの安全性を確保するとともに
臨床試験が科学的に評価可能となることを保証しています。

20232月までに、日本臨床腫瘍研究グループの
48の臨床試験を支援しています。

放射線治療を含む研究者主導臨床試験の質を確保するため、臨床試験を計画する段階および臨床試験の開始後において、それぞれグローバルスタンダードに準じた品質管理・品質保証プログラムを支援しています。
これにより臨床試験に参加される患者さんの安全性を確保するとともに臨床試験が科学的に評価可能となることを保証しています。

20232月までに、日本臨床腫瘍研究グループの48の臨床試験を支援しています。

企業主導の治験における放射線治療の品質保証

放射線治療を含む治験において、放射線治療に関わるバイアスを最小限にとどめ試験薬剤、
試験治療の科学的な評価を可能とする品質保証プログラムを提供しています。

放射線治療を含む治験において、放射線治療に関わるバイアスを最小限にとどめ試験薬剤、試験治療の科学的な評価を可能とする品質保証プログラムを提供しています。

強度変調放射線治療トレーニングコース

放射線治療の高度化に伴い、患者さん一人一人に合わせた最適な放射線治療の計画には
コンピュータを使用していますが、計画担当者間には技能のばらつきがあり
治療結果にも影響を及ぼしています。
技能の向上および標準化を図るため、強度変調放射線治療に関わるトレーニングコースの開催を支援しています。

放射線治療の高度化に伴い、患者さん一人一人に合わせた最適な放射線治療の計画にはコンピュータを使用していますが、計画担当者間には技能のばらつきがあり 治療結果にも影響を及ぼしています。技能の向上および標準化を図るため、強度変調放射線治療に関わるトレーニングコースの開催を支援しています。

法人概要

information

Corporate profile

基本情報

法人名:特定非営利活動法人 放射線治療支援センター
所在地:東京都台東区柳橋1-1-15 浅草産業会館柳橋タウン408号
電話番号:03-6802-9304
設立:2004年11月29日

役員

理事長  石倉 聡 
(東京ベイ先端医療・幕張クリニック 院長)
副理事長 二瓶 圭二 
(大阪医科薬科大学 放射線腫瘍学教室 教授)
理事  中村 光宏 
(京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 教授)

アクセス

最寄駅:JR総武線、都営浅草線浅草橋駅より徒歩5分

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Corporate profile

基本情報

法人名:特定非営利活動法人 放射線治療支援センター
所在地:東京都台東区柳橋1-1-15 浅草産業会館柳橋タウン408号
電話番号:03-6802-9304
設立:2004年11月29日

役員

理事長  石倉 聡 
(東京ベイ先端医療・幕張クリニック 院長)
副理事長 二瓶 圭二 
(大阪医科薬科大学 放射線腫瘍学教室 教授)
理事  中村 光宏 
(京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 教授)

アクセス

最寄駅:JR総武線、都営浅草線浅草橋駅より徒歩5分

設立趣意書

放射線治療は手術、化学療法とともにがん治療の3本柱の一つで、身体への負担が少なく形態・機能温存を図れること、社会の高齢化とQuality of Life(生活の質)の視点などにより放射線治療を受ける患者数は増加の一途を辿っている。

放射線治療の実施過程は複雑であり、その一連の過程に対する品質管理および品質保証の概念が必要である。

誤って使用すれば死亡にもつながる障害を引き起こす可能性もあり、放射線の照射装置そのものの精度管理も欠かせないものである。

しかしながら、ここ数年たてつづけに「過剰照射事故」が報道されているように、医療現場ではこれらの精度管理を行う体制が整っておらず、わが国の放射線治療の質、臨床試験や一般診療の質に影響を及ぼしている。

また、近年のinformation Technologyの進歩により、放射線治療も三次元放射線治療(多方向から放射線を照射することにより病巣への放射線を集中する治療方法)や強度変調放射線治療(三次元放射線治療をさらに進めて、放射線の照射範囲を自在に変化させることにより病巣の形状に合わせて放射線を照射する治療方法)が開発され、一部のがんではいわゆるピンポイント照射が可能となるなど、急速に高度化が進んでいる。

これらの先進的技術を行うために必要とされる品質管理、品質保証の内容も数倍に増加しかつ複雑となっている。

これらの品質管理、 品質保証を行うためには専門の知識を持つ医学物理士が必須とされるが、医学物理士を採用している医療施設はごく一部に限られており、 先進的な技術の発展、普及および治療成績の向上のためにも早急な職制の確立および人材の育成が必要である。

一方で、これらのシステム、マンパワーを整えるのみならず、がん治療成績の向上のためには各施設間の較差を小さくし、技術面を含めた治療の標準化、質の確保も同時に必要である。

本法人は、以上の認識に基づき、放射線治療の質の向上、高度先端放射線治療の普及に必要なセミナー等の事業を行い、放射線治療の品質管理、品質保証および第三者的なチェックが可能となる体制を確立する。

これにより治療施設間の較差が解消すると共に、 最近頻発している「過剰照射事故」の防止につながることが期待できる。

また同時に放射線治療専門スタッフの育成および生涯的な教育を行い、放射線治療技術の向上、高度先端放射線治療の普及によるがん治療成績の向上を可能とし、よって国民の健康・福祉の増進に寄与することを目的とする。

以上をもってここに、 特定非営利活動法人放射線治療支援センターを設立する。

平成16年6月13日

国際協力

米国放射線治療品質保証(QA)センターとの共同プロジェクト

高精度先端放射線治療における品質保証プログラムのグローバルスタンダードを確立するため、米国National Cancer Institute (NCI) / Advanced Technology QA Center (ATC)の
プロジェクトに欧州のEuropean Organisation for Research and Treatment of Cancer (EORTC)とともに参加してきました。

2010年からは、北米、欧州、日本、豪州等の臨床試験グループによる Global Quality Assurance of Radiation Therapy Clinical Trials Harmonization Group (GHG) と連携したQA活動を行なっています。

お問い合わせ

©︎特定非営利活動法人 放射線治療支援センター